30代を過ぎた医師の多くは、医師としての進路について少なからず悩みを抱えているものです。
進路について考えるということは、すなわち転職について検討するということなのですが、この時期になってくると衝動的に勢いで転職をするということが難しいもの。
そこで、今回は30代を過ぎた医師が転職前に検討すべき幾つかの内容についてご紹介しておきたいと思います。

1、医師としての一生について考える

既に医師として活躍を続けている皆さんにとって、医師という職業は一体どういったものでしょうか。
生活の糧として医師免許を活用する方、多くの方を助けたいという気持ちで医師を目指した方、色々な方がいらっしゃると思いますが、これから先、医師として一体どのようにして活躍をしていきたいとお考えでしょうか。
転職が必要な環境に追い込まれていたとしても、医師として転職は短期間に何度も繰り返すようなものではありません。

一度転職を行えば、最低でも2年以上は在籍した方がその後の経歴に差し支えないでしょうし、転職後のこともある程度は視野に入れておかなければいけないのです。
つまり、端的に言えばこの段階で将来的なキャリアプランについてある程度検討しておかなければいけない、ということになるのです。
そうはいっても、今から先のことなんて分からないことばかりです。
その中ですべてを決めてしまわなければいけないわけでもありません。

ただ、大筋としての道、目標はある程度もっておかないと、その場しのぎの転職になるようでは、医師としてのキャリアを失いかねないのです。
もしあなたがキャリアプランについて知識をもっておらず、よく分からないということであれば転職エージェント等に相談するのも一つの手でしょう。
いずれにせよ、転職前にはこういった事としっかり向き合う必要があるということです。

2、医師としての市場価値を検討する

転職前には、あなた自身の医師としての市場価値を掘り下げておく必要があるのはご存知でしょうか。
平たく言えば”あなたのウリは何ですか?”ということです。
また、その武器を持って何処に進むのか、ということもポイントです。
転職をするにあたり、あなた自身の魅力を次の転職先候補へと伝えていかなければならないのですが、もしあなた自身がそういったことを理解していなければ、どうすればいいのか分からなくなるでしょう。

どういったキャリアを積んできたのか、専門はどうか、症例経験はどうか、これまでの医師としてのキャリアをある程度まとめておくことで、次の転職先候補も自然と絞られてくるのです。
その後、即戦力となれる職場を探すのか、もっと経験が積める職場を探すのかを選ぶのは、あなたの自由ということになります。
医師の転職となると、こういったことはある程度事前にまとめておく必要があるので、注意しておいてくださいね。