30代、40代ともなってくると、次第に気になってくるのがQOL(クオリティオブライフ)のことではないかと思います。
医師として働き盛りの年代ではあると思いますが、この頃には将来を見据えて転職活動を行う医師が多いというデータもあり、実際に転職サイト等を活用している方も多いと聞きます。

そこで、今回はそのような方々は一体どういった理由で転職活動を行うのか、をの実態について少しご紹介をしておきたいと思います。

1、女性医師の転職検討が多い

この年代においては、男性女性共に転職活動や転職の経験を重ねますが、実際には女性医師の転職に関する行動の方が目立っているようです。
また、昨今では晩婚化が進んでいるという話もありますが、確かにその波は医療業界においても顕著に現れています。
その中で、社会的、経済的、私的に充実した日々を送ろうと思えば、現在の職場から転職することを余儀なくされるケースが実に多いのです。

圧倒的に長い勤務時間、少ない休日、不規則な勤務形態など、医療業界特有の職場環境が未だ残っている場所もあるのです。
女性医師にとっても仕事は確かに大切ですが、女性には妊娠や出産、育児といった女性ならではのライフイベントもあるため、自身の生活のことを考えれば少しでもQOLが高い職場への転職を検討することは、決して不自然なことではないと思います。

2、特に人気があるのはQOLの高い科目

ではQOLを実際に上げる為にどうすればいいのかと考えた時、一つ思い浮かぶのが転科という手段です。
実際、医療現場では様々な科目がありますが、科目によってその忙しさ等が変わってくることは業界内でも知られていることです。

では、具体的にQOLが高いとされる科目にはどのようなものがあるのか、少しご紹介したいと思います。
それは下記の診療科目などです。

  • 眼科
  • 皮膚科
  • 美容形成外科
  • 放射線科

これらの科目は比較的長時間に渡るオペが入ることが少なく、また、緊急対応をする機会や拘束される時間が少ないのが特徴です。
もし少しでも余裕をもった環境に映りたいということであれば、このような科目へと移るのもよいのではないでしょうか。


画像引用元:http://hospital.luke.ac.jp/guide/33_ophthalmology/index.html

3、クオリティ・オブ・ライフの重要さについて

近年、若い方を中心にクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の上昇を重要視する方が増えてきているようです。
これまでは社会的に”頑張るのが当然”というような風潮が強かったように思いますが、そういった考え方自体が少数派となり、逆転現象が起きているようにも思います。
仕事は確かに大切ですが、自分自身の人生をどう謳歌するのか、ということの方が各人にとってはもっとも重要なことなのではないでしょうか。