医師の転職については、その転職理由によって進むべき行き先が大きく変わってくるという点は否定できない事実として挙げられます。
今回は、数ある転職理由の中でも「開業を目指す」ということに少しフォーカシングしてお話をしていきたいと思います。

経営者としての能力を磨く必要がある

医師としての道を歩むにあたり、一つの目標となるのが”開業医”ではないかと思います。
いつかは自分の病院を持つ、そういった具体的な目標を持って行動することはこの医療業界で生きていくためにはとても大切なことです。

そこで、開業を目指すみなさまに一つ伝えておきたいのが、開業するにあたっては医師としての能力を磨くだけでなく、経営を行うための能力も磨く必要があるということです。
具体的にはマネジメント能力のことを指します。
病院で勤めながらにビジネスセンスを磨くのは難しいかもしれませんが、人材を管理するポジションについて、人や組織を動かしていくことはあらかじめ経験しておく必要があります。

どこの病院でも体験できる、ということではありませんので、ご自身が開業を目指すのであれば、あらかじめそういったポジションを狙って行動を起こしておく必要があるでしょう。

臨床経験を蓄えておく

法律上開業が可能になる年は26歳とされますが、実際にはなかなかそのような年で開業を行うことは難しいでしょう。
多くの医師が開業を目指して経験を積むのですが、一つのあるデータによると、開業医となった医師の平均年齢は41歳程度となるそうです。
つまり、後期研修制度を終えてからおよそ10年程度は臨床経験を積んでいる計算となります。

もし今のあなたが30歳だとすれば、平均的な開業年齢まではあと10年ほど残っているわけですが、その間には一人前の医師とし立派に活躍できる程度の臨床経験(どういった病院を開業するのかも事前に決めておかないと厳しいでしょう)を積んでおかないといけません。
つまり、あらかじめ自分の目的に適った経験のつめる職場を目指す必要があるということです

開業支援がある医療機関を目指す

開業を行う際に、最近では医療機関の開業支援を独自のサービスとして提供している機関が増えてきているようです。
主にコンサルが多いようですが、具体的な開業が全て完了するまでの全てを提供してくださるサービスもあり、その辺りの選択に関しては悩むところでしょう。

医師の開業として一つの目標となるのは40代における開業ですが、それを踏まえ、ある程度の支援などを受けられそうな医療機関に就いておくというのも一つの手として、検討しておいてもよいでしょう。